【ヴィオラ弓】ルッキ・スペシャル 弓毛のレビュー
【ヴィオラ弓】ルッキ・スペシャル 弓毛
当たり前の事ですが、毛替えをする前にステイック全体を診ます。
特にハンドスパン部分はスプリングが正常に保たれているかに注意します。振動の妨げになっている個所は無いかを確認してから毛替えの作業に入ります。
私は工作室の湿度を55パーセントにセットしてから始めています。ルッキの毛は太さがバラバラのままですから、使用していくと毛の伸び方にもばらつきが出ます。それで、30時間程弾いたなら一度ヘッドのプラグを抜き、毛の長さを再度調整するために再度持ち込んでもらうことを了解してもらっています。これをやるかやらないかで、ルッキの毛が生きるか死ぬかが分れます。口やかましいプロが褒めちぎるルッキの毛です。その特性に丁寧に対応していけば、それ以上に応えてくれる最高の逸品です。それから、寿命の長さには驚きます。
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